この記事は5分で読めます
こんにちは、カナタです。

今回は、こんな疑問に答えていきます。
- グランビルの法則の見方や使い方、応用方法など
- グランビルの法則は本当に勝てるのか
グランビルの法則とは
グランビルの法則とは、金融作家であるジョセフ・エンサイン・グランビルが考案した投資手法になっており「買いと売りを示す8つのパターン」のことを指しています。
長い間、株式投資で使用されてきた手法になっていますが、同じく為替相場を使い取引するFXやバイナリーオプションでも活用されています。
具体的に分析方法を解説すると、為替相場と移動平均線を使ってエントリータイミングを分析する分析方法になっています。
グランビルの法則を使うための下準備
グランビルの法則を使う為には、2つの簡単な下準備が必要になります。
順を追ってみていきましょう。
MT4をダウンロードしよう
グランビルの法則をバイナリーオプションで使う為には、相場分析ツールが必須になります。
バイナリーオプションやFXなどの為替取引では、「MT4」という相場分析ツールが広く使われている為、MT4の使用をお勧めしています。(本記事でもMT4を使ったやり方を解説しています)
MT4のダウンロード方法は以下からご覧ください。
移動平均線を表示させよう
MT4がダウンロードできましたら、移動平均線と呼ばれるインジゲーターをMT4のチャート上に表示させていきましょう。
まずはMT4を開き、トップ画面の左にある挿入から「挿入→インディケーター→トレンド→Moving Average」の順にクリックしてください。
すると、Moving Average(移動平均線)の設定画面が開きますので、期間を20に設定してOKをクリック、以上でMT4のチャート上に移動平均線が表示されます。
グランビルの法則の8つのパターン
グランビルの法則を使う下準備も完了したところで、早速グランビルの法則の8つのパターンについて解説していきます。
グランビルの法則の8つのパターンは、4つの買いサインと4つの売りサインで、計8パターンになっています。
まずは、4つの買いサインから解説していきますね。
4つの買いサイン
買いのサインとは、そのままで意味で買い(High)のサイン(エントリータイミングの示唆)になっています。
つまり、グランビルの法則と移動平均線を組み合わせることで、以下の画像のようにHighのエントリータイミングの示唆を4つも受け取ることができるんです。
それでは、1つずつ見ていきましょう。
①買いサイン:価格が越えていった場合
1つ目の買いサインは、ローソク足が移動平均線を上回って越えていった場合になります。
移動平均線の考え方として、「移動平均線をローソク足が越えていくと、越えた方向にローソク足がトレンドを作りやすい」という兆候があり、それを応用したものになります。
基本的には強いトレンドを作る傾向があるけど、すぐに反発する可能性があるから、相場状況によってエントリーしていこう
②買いサイン:下回って再び越えていった場合
2つ目の買いサインは、移動平均線をローソク足が一時的に下回った後に、すぐさま反発してローソク足が移動平均線を上回っていった場合です。
具体的な根拠としては、「ローソク足が移動平均線を下回り、下降トレンドの示唆をしているのにも関わらずに反発していること」から買いの勢力が強いことを表しています。
この場合、基本的に強いトレンドが発生しますので様子を見ずに反発が起きた瞬間にエントリーすることも可能になっています。
③買いサイン:近づいて離れた場合
3つ目の買いサインは、ローソク足が下降を始めて移動平均線に近づいたが、移動平均線を下回らずに上昇を始めた場合になっています。
具体的な根拠としては、「ローソク足の下降回数が少ないなら買いの勢力が強いことを示している」というものになります。
④買いサイン:乖離している場合
最後の買いサインは、ローソク足が移動平均線の下に位置している状況で、ローソク足と移動平均線の距離が大きく乖離(離れている)している場合になっています。
具体的な根拠としては、「移動平均線は過去の為替相場の値動きの平均値を表示したものだから、大きく乖離してもすぐ移動平均線に近づくことになる」というものになっています。
この場合は、ローソク足と移動平均線の距離を加味して取引時間を選び、ローソク足が上昇を始めた段階でエントリーしましょう。
4つの売りサイン
ここからご紹介する4つの売りサインは、先ほど紹介した4つ買いのサインを真逆にしただけのものになりますが、一応ご紹介していきますね。
それでは、順を追って見ていきましょう。
⑤売りサイン:乖離している場合
1つ目の売りサインは、ローソク足が移動平均線の上に位置している状況で、ローソク足と移動平均線の距離が大きく乖離(離れている)している場合になっています。
具体的な根拠としては、「移動平均線は過去の為替相場の値動きの平均値を表示したものだから大きく乖離しても、すぐ移動平均線に近づくことになる」というものになっています。
この場合は、ローソク足と移動平均線の距離を加味して取引時間を選び、ローソク足が下降を始めた段階でエントリーしましょう。
⑥売りサイン:価格が下抜けした場合
2つ目の売りサインは、ローソク足が移動平均線を下回って越えていった場合になります。
移動平均線の考え方として、「移動平均線をローソク足が越えていくと、越えた方向にローソク足がトレンドを作りやすい」という兆候があり、それを応用したものになります。
基本的には強いトレンドを作る傾向があるけど、すぐに反発する可能性があるから、相場状況によってエントリーしていこう!
⑦売りサイン:持ち直してから再び下抜けした場合
3つ目の買いサインは、移動平均線をローソク足が一時的に上回ったが持ち直し反発して、ローソク足が移動平均線を下回っていった場合です。
具体的な根拠としては、「ローソク足が移動平均線を上回り、上昇トレンドの示唆をしているのにも関わらずに反発している」ことから売りの勢力が強いことを表しています。
この場合、基本的に強いトレンドが発生しますので様子を見ずに反発が起きた瞬間にエントリーすることも可能になっています。
⑧売りサイン:近づいてから離れた場合
最後の売りサインは、ローソク足が上昇を始めて移動平均線に近づいたが、移動平均線を上回らずに下昇を始めた場合になっています。
具体的な根拠としては、「ローソク足の上昇回数が少ないなら売りの勢力が強いことを示している」というものになります。
デモトレードで実際に試してみよう
ここまででご紹介した、グランビルの法則はバイナリーオプションでも十分に通用するものになっています。
実際、考案された1960年代から現在まで語り継がれ、現在も通用する投資手法として存在していることが、何よりの証拠になっています。
まずは、無料のデモトレードでどのように使うか試行錯誤して見ましょう。
まとめ
今回は、バイナリーオプションのグランビルの法則の使い方や見方、応用方法などをご紹介させていただきました。
今回のおさらいは、以下の通り。
- グランビルの法則は十分使える投資手法
- まずはデモトレードで練習しよう
また当サイトExt-Binaryでは、他にも有益な情報をたくさん公開していますので是非あわせてお読みください。
では、カナタでした。